山中章弘農園について
有機・減農薬の柿や柑橘類を作る果樹園。日々自然との対話の中で栽培し、納得のいくものを提供するため加工・出荷も自社で管理。高齢化に伴い周囲の農園が事業をたたむなか、刀根早生柿発祥の地である天理の文化を守るため、大切に柿を育て続けています。
柿作りの一年

12-2月 剪定期
剪定は次の年の出来を左右する大切な仕事。一枚一枚の葉の日照時間を長くし、風通しを良くするため、木の形が末広がりになるよう枝を落としていきます。

3月-5月 発芽期
春は少しずつ膨らむ芽に虫や病気の兆候がないかを毎日観察。初夏になると摘蕾を行います。枝一本に実がひとつになるよう芽を間引き、栄養たっぷりの柿を育てます。

6月-9月 開花期・果実肥大期
果実が大きくなったら、さらに間引きます。15枚〜20枚の葉につき実がひとつなるように摘果することで、葉から太陽の恵みを取り組み、果実の糖度がぐんと上がります。

10月-11月 収穫期
果実の成熟度合いを見定めて、一気に収穫。「1番おいしいタイミングは逃せない」と、文字通り身を削っての過酷なスケジュールをこなしています(体重が5kg近く落ちることも!)

11月中旬-下旬 加工期【脱渋作業】
刀根早生柿は渋柿なので、「渋抜き」が必要。山中章弘農園では、生柿とあんぽ柿を自分たちの手で加工し、新鮮なうちに出荷しています。
【こだわりの脱渋方法】
脱渋方法には一般的な炭酸ガスではなく「アルコール脱渋」を採用。アルコールを使うことで昔ながらの風味が再現。甘くて美味しい柿に仕上がります。
ごあいさつ

平成12年度より、父の後を引き継ぎ伝統の柿を栽培してまいりました。味へのこだわり、安心安全を全面に、お客様に顔の見える販売を目指しています。栽培から出荷まで、すべて人の手で大切に行なっております。伝統の「かよ」の柿の美味しさ、ぜひご堪能ください。
住所:〒632-0042 奈良県天理市萱生町549-1
電話番号:0743-66-3334
営業時間:店頭販売 am10:00~pm5:00 直売所営業期間 10月初旬から11月中旬まで
定休日:不定休(期間外お問い合わせ先 0743-66-0177)
駐車場:あり 5台